これまでに提供している「地域経済循環分析」（https://chiikijunkan.env.go.jp/manabu/bunseki/）は、地域経済循環構造（※１）を分析する手法ですが、「地域指標分析」は、全国1,741市区町村で統一的に入手可能なデータを客観的指標（地域のストック・地域の成果（※２））として分野ごとに偏差値化することで、地域間の相対的比較から、地域の強み、弱み、課題を定量的に把握することができるツールです。「地域経済循環分析」と併せて分析することで、より地域の姿を具体的に把握できます。
　本ツールの活用により、持続可能な地域づくりに向け、環境・社会・経済を統合的に向上させる効果的な政策立案につなげることが可能です。

（※１） 地域経済の長所と短所を分析して、地域のお金（所得）の流れを生産、分配、支出(消費、投資等)の三面から「見える化」し、地域経済の全体像や、所得の流出入（お金を稼ぐ力・流出額）、地域内の産業間取引（循環構造）を把握すること

（※２） 「地域のストック」は地域政策・企業の設備投資の蓄積、「地域の成果（フロー）」はストックから生み出されるサービスであり、計152の指標を選定。具体的な指標は以下画像を参照。

・地域経済循環分析Webページ
　https://chiikijunkan.env.go.jp/manabu/bunseki/