経産省・新着情報

2024年6月12日

6月10日(月曜日)、岩田経済産業副大臣は、「日・ウクライナ官民ラウンドテーブル」に参加し、民間企業等による両国の協力案件の具体化に向けて、強力に支援していく旨の挨拶を行いました。また、新たな23件の協力文書の披露式に立ち会いました。

6月10日(月曜日)、ドイツ・ベルリンにて、経済産業省、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、在独日本大使館が主催する「日・ウクライナ官民ラウンドテーブル」を開催しました。日本政府からは、岩田経済産業副大臣をはじめ、武村農林水産副大臣、深澤外務大臣政務官、ウクライナ政府からは、スヴィリデンコ第一副首相兼経済相及びシュルマ大統領府副長官が出席しました。

冒頭の岸田総理によるビデオメッセージでは、ウクライナの復興のため、日本は官民一体となってウクライナの支援を続けていく旨が述べられました。併せて、シュミハリ・ウクライナ首相によるビデオメッセージでは、日本政府のウクライナに対するエネルギー及びインフラの復旧・保持のための技術支援や、人道的観点でのサポートへの感謝と更なる協力への期待が述べられました。

また、岩田経済産業副大臣による挨拶では、民間企業等による両国の協力案件を通じた連携強化、案件の具体化のため、国際連合工業開発機関(UNIDO)を通じた260億円規模の実証事業や、ウクライナの首都キーウへの官民ミッション、JETROキーウ事務所の設置等によって、ウクライナを強力に支援していく旨を述べました。

さらに、ウクライナ復興に向け、農業やインフラ、エネルギー、ものづくりなど、新たな23件の日ウクライナ協力文書の披露式が行われ、岩田経済産業副大臣も立ち会いました。

加えて、岩田経済産業副大臣、武村農林水産副大臣、深澤外務大臣政務官はスヴィリデンコ第一副首相兼経済相、シュルマ大統領府副長官と会談を行い、日ウクライナ官民ラウンドテーブルにおける民間企業間の協力案件の合意を歓迎するとともに、更なる協力に向けた意見交換を行いました。

こうした取組により、ウクライナの復興と経済成長の早期実現を後押しします。
 

写真4 写真2
     岸田総理によるビデオメッセージ   シュミハリ・ウクライナ首相によるビデオメッセージ

  • 画像1岩田副大臣による挨拶
  • 画像2左から、シュルマ大統領府副長官、
    スヴィリデンコ第一副首相兼経済相、
    岩田副大臣、武村副大臣、深澤政務官
  • 写真3ラウンドテーブルの様子

関連資料

担当

通商政策局 欧州課長 藤田
通商政策企画調整官 渡邉
担当者:知念、久保、岩佐
電話:03-3501-1511(内線 3001~4)
メール:bzl-s-tsusei-oshu★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

 

発信元サイトへ