国交省・新着情報
「航空整備士・操縦士の人材確保・活用に関する検討会」中間とりまとめの公表
~ 更なる航空業界の成長を目指します! ! ~
令和6年6月21日
2030 年訪日外国人6,000 万人の達成を確実に支えるとともに、更なる航空業界の成長に向け、本年2月に「航空整備士・操縦士の人材確保・活用に関する検討会」を立ち上げ、諸外国や他モードの状況を参考に、安全確保を前提に今後の航空整備士・操縦士の確保等に必要な取組について議論を重ね、今般、中間とりまとめを行いました。 |
<問題意識>
〇我が国の航空業界は2030年訪日外国人6000万人の達成など、今後大幅な航空需要の増加・成長
が見込まれるところ、それらを支える航空整備士・操縦士については以下のような課題が存在
・航空整備士 : 志望者数は、コロナ禍以降減少。 特に航空専門学校※の入学者数は5年 間で半減。 (※航空会社の整備士の約6割を輩出。全国で8校) |
|
・操縦士 : 今後の大量退職時代の到来や、世界的 な航空需要の増加による操縦士需要の 増加・獲得競争の激化等 |
<中間とりまとめのポイント>
〇整備士・操縦士の更なる確保等に向け「リソースの有効活用」、「養成・業務の効率化/強化」、
「裾野拡大」の3つの視点から、整備は8つ、操縦は7つ、それぞれ優先的に進めるべき取組み
(重点テーマ)を選定し、諸外国や他モードを参考に、安全確保を前提に、テーマ毎に具体の
方向性をとりまとめ。(別紙参照)
整備重点テーマ例 : 運航整備士の業務範囲拡大、デジタル技術の活用推進 等
操縦重点テーマ例 : 航空大学校の安定養成に向けた抜本改革、女性パイロットの拡大 等
〇令和7年春頃の最終とりまとめに向け、官民一体となって積極的に検討を進め、必要な制度改正
・協力体制の構築等を推進。
〇航空整備士・操縦士の人材確保・活用に関する検討会 中間とりまとめ(概要、本文)については
下記をご覧ください。
(航空整備士・操縦士の人材確保・活用に関する検討会)
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk5_000146.html
添付資料
報道発表資料(PDF形式:736KB)
お問い合わせ先
- 国土交通省航空局安全部安全政策課 安全企画室 藏、伊藤 乗員政策室 湊、駒村
- TEL:TEL:03-5253-8111(内線50-301、50-132)直通 03-5253-8738