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土屋復興大臣記者会見録[令和6年6月25日]

令和6年6月25日(火)10:50~10:54 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)本日は、先週末から今年度の募集が始まりました「結の場」についてお尋ねいたします。「結の場」は、2012年の東日本大震災発災翌年からずっと続けておられる事業で、今年も募集ということになるのですが、これまでの振り返り及び、また今年度以降どういった取組に期待されるか、復興のターム、フェーズなども少し変わってきているかなという中で、大臣の御所見をお願いいたします。

(答)「結の場」のことは発災直後から続けていますが、毎年いろいろな形でうまくいっているなと思っています。被災地企業に対して、経営資源の豊富な大企業とのマッチングの場を提供して、助言や提案を通じた経営課題の解決や商談を通じた販路開拓等の取組を支援するものでありまして、復興庁といたしましては、震災発災直後の平成24年度から令和5年度までに延べ40回のマッチングの場を御提供して、被災地企業から延べ364、大企業から延べ1,027の事業者に御参加いただいたところでございます。

 本事業の趣旨・目的は、事業開始当初から何ら変更はないわけですけれども、新型コロナウイルス感染症対策や効率的運営を図るために、令和4年度よりオンラインによる3県合同の形で開催しております。

 本事業を活用した被災地企業からは、商談した企業の全店舗、スーパーにおいて商品の取扱いが決まったところもあります。それから、約8,000名を擁する大手企業の社内サイトに被災地企業の商品を掲載し、継続的な販路拡大の場が提供されました、等の声が聞かれておりまして、様々なマッチング事例が成立しているものと認識しております。

 今年度の「結の場」の開催は本年10月を予定しているところでありますが、引き続きマッチング機会を通じて被災地企業が抱える経営課題等に丁寧に対応しつつ、産業復興を後押ししてまいりたいと考えております。

 どうもありがとうございました。

(以  上)

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