財務省・新着情報

令和6年6月26日

財務大臣談話

 

1. スリランカの債務再編について、日本・フランス・インドが共同議長を務める債権国会合とスリランカ政府との間で、再編条件の詳細を規定する覚書(MoU)について最終合意に至ったことを歓迎する。

2. 日本は、同国の債務問題の解決に向け、中所得国の債務再編で初となる非パリクラブ国を含む協調枠組みとして債権国会合を昨年4月に創設し、プロセスを主導してきた。

3. この枠組みの下、スリランカとの間で最終合意に至ったことは、画期的な成果である。本事例が今後の中所得国における債務問題への対処のリーディング・ケースとして、他の事例にも活用されることを期待する。

4. 日本は、スリランカが、他の債権国や民間債権者との間で透明性が高く公平な債務再編を実行することを期待するとともに、引き続き、スリランカの持続的な発展、成長に向けて協力していく。

 

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