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プレスリリース

「食生活・ライフスタイル調査~令和5年度~」の結果公表について

令和6年6月28日
農林水産省

農林水産省では、食と農のつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開しています。
本運動の一環として、消費者の日常の消費行動や、食や農に対する意識、普段の食事の実態等を把握するため、「食生活・ライフスタイル調査~令和5年度~」を実施し、結果を取りまとめましたので公表します。

1.調査の目的及び背景

農林水産省では、食と環境を支える農業・農村への国民の理解を醸成するため、食と農のつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開しています。
本運動の一環として、消費者の日常の消費行動や、食や農に対する意識、普段の食事の実態等を把握することを目的に毎年「食生活・ライフスタイル調査」を実施しています。

2.調査結果(概要)

(1)定量調査
食に関して重視していることについては、「同じような商品であれば出来るだけ価格が安いこと」、次に「できるだけ日本産の商品であること」と回答した割合が高い結果となりました。
また、現在の日本の農業の課題としては、「食品ロスの削減」、「食料自給率の低下」、「農業従事者の減少・高齢化」についての認知度が高い結果となりました。

(2)写真調査
(ア)写真調査(全体)
対象者の7日間の食事における食料自給率(カロリーベース)の平均値は、夏と冬の調査ともに40%と、令和4年度調査の食料自給率(カロリーベース)の平均値37.5%をやや上回っています。
また、3食における主食の割合については、夏・冬ともに「米食」が4割超(夏:46%、冬:42%)で1位、「パン食」(夏:16%、冬:15%)が2位、次いで「麺類」(夏:13%、冬:13%)という結果になりました。
(イ)写真調査(Z世代)
令和5年度に初めて実施したZ世代への写真調査では、対象者の4日間の食事における食料自給率(カロリーベース)の平均値は、37%となっています。
また、3食における主食の割合については、「米食」が33%で1位、「麺類」が14%で2位、次いで「パン食」が11%、「食事なし」が31%という結果となっています。

3.調査手法

(1)定量調査
全国の4,000名を対象として、消費者がどのように情報を入手し、どのような意識で食品等を購入しているか、また、食や農に対してどのような意識を持っているか等を調査しました。

(2)写真調査
(ア)写真調査(全体)
全国の30名を対象として、7日間の食事の写真を撮影し、食事時間やメニュー、食料自給率の予測値等について回答する調査を夏と冬の2回にわたって実施しました。
(イ)写真調査(Z世代)
全国の20名のZ世代(15歳から24歳)を対象として、4日間の食事の写真を撮影し、食事時間やメニュー、食料自給率の予測値等について回答する調査を冬に実施しました。

4.関連サイト

ニッポンフードシフト公式WEBサイト
食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT|ニッポンフードシフト(外部リンク)

農林水産省公式WEBサイト
食生活・ライフスタイル調査

5.添付資料

食生活・ライフスタイル調査~令和5年度~(PDF : 10,045KB)
分割1(定量調査)(PDF : 1,664KB)
分割2(写真調査・全体・夏)(PDF : 1,689KB)
分割3(写真調査・全体・冬)(PDF : 1,794KB)
分割4(写真調査・Z世代)(PDF : 1,518KB)

お問合せ先

大臣官房政策課食料安全保障室

担当者:宮田、足立
代表:03-3502-8111(内線3805)
ダイヤルイン:03-6744-2376


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