環境省・新着情報

2024年07月04日

令和6年度 ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの同時実現に向けた再生可能エネルギー推進技術等の評価・実証事業(うち太陽光発電関連)の公募採択結果について

 今般、環境省において、ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの同時実現に向けた再生可能エネルギー推進技術等の評価・実証事業(うち太陽光発電関連)について公募を行い、1件の事業を採択することになりました。

事業の目的と概要

 自然環境への負荷を可能な限り回避し、技術的政策によりトレードオフを解消することで、信頼される再生可能エネルギーの推進を目指すために、ネイチャーポジティブやカーボンニュートラルの同時達成に必要となる各種技術テーマについて公募を行いました。
 特に、本事業は、太陽光パネルの設置時に、下部の植生管理を適切に行うことで、植物の蒸散作用を生かしてパネル表面温度を低下させ、再生可能エネルギー施設周辺の自然生態系を豊かにする取組を、日本各地に適切に導入拡大することを目的として、各種パラメーター(温度、発電効率等)について検証し、効果を実証する試験を実施するものです。

採択結果

 ① 課題設定の適切性
 ② 実証手法・目標の妥当性
 ③ 実施計画・体制
 ④ 出口戦略と波及効果
 ⑤ 環境負荷の低減
 ⑥ 経費の妥当性
の観点から、審査委員会による評価を経て以下の事業を採択しました。

 

事業主体
事業名称
事業概要
東急不動産株式会社 自然資本活用による太陽光発電施設の総合的評価分析 再生可能エネルギー圧電施設(太陽光)における植生管理等を
適切に行った際の生物多様性への正負の効果や発電効率・経済
効果などを検証し、正の効果を最大化するための検証を行う。

■報道機関の方へ
 取材を御希望の方は下記問合せ先まで、ご連絡ください。
    shizen-suishin@env.go.jp

連絡先

環境省自然環境局自然環境計画課 生物多様性主流化室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-9108
室長
浜島 直子
室長補佐
大澤 晃一
係長
山﨑 大輔

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