経産省・新着情報

2024年7月9日

経済産業省は、令和6年版通商白書を取りまとめ、本日、閣議配布しました。

今回の白書のポイント

令和6年版通商白書では、第一に、世界経済の分断の危機が見られる中、ルールベースの国際貿易秩序の再構築や、今後高い成長が見込まれ、重要鉱物・物資等のサプライチェーン強靱化の観点からも重要なパートナーとなりうるグローバル・サウス諸国との連携強化が重要であることを示しています。また、特定の国への過度な依存によるリスクが顕在化していることを踏まえ、公平な競争条件を確保し、透明・強靱で持続可能なサプライチェーンを構築するために同志国で協調していくことが重要であることを指摘しています。
第二に、円安が進む中でも輸出数量が伸び悩んでおり、生産・調達の国内回帰の機運が高まる中で輸出力の強化が課題であることを示しています。また、我が国製造業の8割を占める、部素材の供給を通じて間接的に輸出に貢献している間接輸出企業による新規の海外展開や、中堅企業を含めてグローバルな競争に勝ち抜ける企業の育成が重要であることなどを指摘しています。

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担当

通商政策局 企画調査室長 森井
担当者:三好、藤井
電話:03-3501-1511(内線2961~2966)
メール:bzl-kikakuchosa★meti.go.jp
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