国交省・新着情報
令和6年ゴールデンウィークの一般道路の交通状況
~全国的な観光需要の回復傾向と渋滞対策の必要性~
令和6年7月10日
令和6年のゴールデンウィーク期間中の一般道路の交通状況について、ETC2.0プロ ーブデータを用いて分析を行いましたので、お知らせします。 |
※WISENET2050・政策集に基づき、サービスレベルをデータで評価する取り組み(見える化)の一環で
行ったものです。
<主なポイント>
○全国12,898地域(5km×5kmメッシュ)について、平常時(令和3年10月の平日)
との平均旅行速度を比較
速度が低下する地域: 2,465地域(うち、平均速度が1割以上低下:550地域)
速度が向上する地域:10,433地域
⇒これは、帰省や観光トリップにより観光地等が混雑する一方、都市部などでは、
通勤・通学や産業活動が減少し需要が減少すること等によると考えられます。
○全国125,379区間(交通調査基本区間)について、平日(令和6年4月24日、25日)
との平均所要時間を比較
平均所要時間が平日の1.5 倍以上 1日以上:1,973区間
3日以上:656区間
※各地域の交通状況については、以下の見える化マップでご覧いただけます。
https://www.mlit.go.jp/road/traffic/gw2024/
○平常時・平日と比べて、特に、80エリアは混雑が顕著であり、観光需要や商業施設の
存在、高速道路アクセスなどが混雑の原因と考えられます。
○混雑地域のトレンドは、
・混雑している区間数のピークは5/4(土)で、最終日の5/6(月)は最も少なくなって
います。
・令和3年と令和6年のGWの平均所要時間を比較した結果、75%の地域で所要時間が
増加し、需要回復が示唆されます。
(添付資料)
・別紙1 各地域の交通状況(見える化マップ)
・別紙2 具体的な抽出の考え方
・別紙3 混雑地域のトレンド
・別紙4 特に混雑が見られたエリア
お問い合わせ先
- 国土交通省道路局 企画課 道路経済調査室課長補佐 一木、 道路調査高度化係長 殿井
-
TEL:03-5253-8111
(内線37-633 、 37-635) 直通 03-5253-8487