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2024年7月12日

5月26日(日曜日)に、北海道内で漏えい火災事故(重傷1名、軽傷2名)が発生しました。

1.事故の概要

5月26日(日曜日)に、北海道内で漏えい火災事故(重傷1名、軽傷2名)が発生しました。これを受け、北海道庁を通じて北海道産業保安監督部に事故の報告がありました。概要は以下のとおりです。 
なお、本事故は当初、6月17日に軽傷者3名として事故報告がありましたが、その後、7月10日にうち1名の加療期間が30日以上となり重傷者となった旨報告があったことから、本日プレスリリースを行うものです。

事故発生日時:2024年5月26日(日曜日)12時30分頃
事故発生場所:北海道帯広市
人的被害:重傷1名、軽傷2名
物的被害:ビニールシートと絨毯の一部焼損
事故概要:飲食イベントのためLPボンベと鋳物コンロを屋内で使用中、コンロ付近から出火し、近くにいたイベント参加者3名が負傷する等の事故が発生しました。詳細については現在、帯広警察署において調査中です。
使用した機器:LP容器、鋳物コンロ、ゴムホース、三又(三方向にホースを接続するための接続具(継手))

2.注意喚起について

  • LPガス機器を使用している際に、機器の燃焼等に異常を感じる、あるいは人的・物的被害が出た場合は、直ちに使用を中止し、速やかに液化石油ガス販売事業者へ連絡してください。 
  • LPボンベとコンロはゆるみの無いよう接続してください。ゴムホースで接続する際は、挿入不足によりホースが接続用の金具から外れることがないようにしましょう。ホースバンドの使用も効果的です。
  • 臨時的に使用するような場合は、踏みつけや引っ掛けが発生しないよう、機器等の設置場所や、ホースの取り回しに注意しましょう。
  • 今回は、「三又」が使用されていましたが、使用はお控えください。不完全燃焼の原因となります。なお、販売時にお渡しする書面に明示的に使用禁止が記載されています。
  • LPガスの臭いを感じたら、直ちに液化石油ガス販売事業者へ連絡してください。
    •  使用中の火気は消火し、火気は絶対に使用しないでください。  
    •  着火源となる換気扇、電灯等のスイッチには絶対に手を触れないでください。
    •  窓や戸を大きく開けてください。
    •  ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
    •  液化石油ガスは本来臭いがありませんが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、付臭してあります。 
  • こちらにガス事故防止のための様々なパンフレット等を掲載しています。是非御覧ください。 

担当

産業保安・安全グループ ガス安全室長 山下
担当:富永、榎本
電話:03-3501-1511(内線 4931~4937)
メール:bzl-lpg-gasanzenshitsu★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

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