厚労省・新着情報

日時

令和6年6月25日(火) 14:00~16:00

場所

厚生労働省 局議室
(オンライン会議場)

議事

○医薬安全対策課長 それでは、定刻になりましたので、令和6年度第3回「薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」を開会いたします。
 本日、御出席の委員の先生方におかれましては、お忙しい中、御出席をいただきましてありがとうございます。
 今回の会議の公開についてはユーチューブによるライブ配信で行うこととしておりますので、御理解、御協力のほど、よろしくお願いいたします。
 議事録については後日、厚生労働省のホームページに掲載いたします。
 また、今回もウェブ開催としており、対面での進行と一部異なる部分があります。
 議事に先立ち、審議の進行方法などについて事務局より説明をさせていただきます。
○事務局 事務局より説明申し上げます。
 まず、ハウリング防止のため、御発言時以外はマイクをミュートにしていただきますようお願いいたします。
 御意見、御質問をいただくときはミュートを解除し、初めにお名前をお知らせください。発言のタイミングが重なった場合には、調査会長から順に発言者を御指名いただきます。その他、システムの動作不良などがございましたら、会議の途中でも結構ですので、事前にお伝えしております事務局の電話番号まで御連絡をお願いいたします。
 また、もし事務局のサーバーがダウンするなどのトラブルが発生した場合には、事務局から一斉にメールで御連絡いたしますので、御確認いただけますと幸いです。御不便等をおかけするかもしれませんが、何とぞ御理解、御協力のほど、お願い申し上げます。
 事務局からは以上です。
 それでは、ここからの議事進行につきましては、調査会長の岡委員にお願いいたします。
○岡座長 調査会長の岡です。座長を務めさせていただきますので、委員の皆様には円滑な議事進行に御協力をお願いいたします。
 今回もウェブ開催ということで事務局から御説明がありましたが、これまでの御説明に何か御質問、御意見等はございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、議事に入る前に委員の出欠状況等について事務局から御説明をお願いします。
○事務局 本日の委員の出欠状況について御報告いたします。
 現時点で6名中6名の委員に御出席いただいておりますので、薬事審議会の規定により定足数に達しているため、本日の会議は成立することを御報告申し上げます。
 以上です。
○岡座長 続きまして、審議参加に関する遵守事項について御説明をお願いします。
○事務局 本日御出席の委員の方々につきまして、議題1の対象品目、競合品目の製造販売業者からの過去3年度における寄附金、契約金などの受取状況を報告いたします。対象品目、対象企業及び競合品目、競合企業について、事前にリストを各委員にお送りして確認をいただいたところ、寄附金等をお受け取りの委員はいらっしゃいませんでした。委員の皆様におかれましては、意見陳述、議決のいずれにも加わっていただくことができます。
 続きまして、所属委員の薬事審議会規程第11条への適合状況の確認結果について御報告させていただきます。薬事審議会規程第11条においては、委員、臨時委員または専門委員は、在任中、薬事に関する企業の役員、職員、または当該企業から定期的に報酬を得る顧問等に就任した場合には辞任しなければならないと規定されております。今回、全ての委員の皆様より薬事審議会規程第11条に適合している旨を御申告いただいておりますことを報告させていただきます。
 報告は以上です。
○岡座長 ただいまの事務局からの御説明に対して御意見、御質問等はございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、事務局から本日の資料の確認をお願いします。
○事務局 資料はあらかじめお送りさせていただいており、議題1に関しては資料1-1から1-4及び参考資料1-1から1-6、議題2に関しては資料2-1から2-2がございます。このほか、議事次第、資料一覧、委員名簿及び影響企業リストがございます。お手元に資料の御用意のない委員がいらっしゃいましたら、お知らせください。
 なお、資料は厚生労働省ホームページにも掲載しておりますので、オンラインで傍聴されている方はそちらを御参照ください。
 以上です。
○岡座長 よろしいでしょうか。お手元にございますでしょうか。
 それでは、議題1「TERMS®及びRevMate®の整合性とレナリドミド後発品のTERMS®による安全管理について」の審議を行いたいと思います。事務局より御説明をお願いします。
○事務局 議題1「TERMS®及びRevMate®の整合性とレナリドミド後発品のTERMS®による安全管理について」、御説明いたします。
 始めに、本日お配りしている資料について御説明させていただきます。資料1-1は、本日の調査会で審議いただきたい事項をまとめたものです。資料1-2は、サリドマイド及びレナリドミドの安全管理に関する検討会報告書となっており、資料1-3は検討会報告書の補遺となっています。資料1-4は、検討会報告書についてパブリックコメントを募集した結果になります。
 また、参考資料については、令和6年1月18日に開催された第14回サリドマイド及びレナリドミドの安全管理に関する検討会で配付した資料となっています。参考資料1-1では、TERMS®(第8版)とTERMS®(第9版)改訂案の対比表について、参考資料1-2では、TERMS®(第9版)改訂案、サリドマイド製剤等安全管理手順について、参考資料1-3では、TERMS®(第9版)改訂案とRevMate®(Ver.7.0)の差異8項目についてお示しさせていただいております。これらの資料は、今後、審査等の過程においてさらに表現等を精査されるものとなりますが、現時点の内容ということで、本日、御参考としてお配りしているものになります。
 参考資料1-4、1-5については、レナリドミドが処方されている男性患者のパートナーが妊娠した事例を受けて企業が医療機関及び一般向けに公表した文書となり、参考資料1-6は、医薬品審査管理課・医薬安全対策課が連名で発出したサリドマイド製剤、レナリドミド製剤及びポマリドミド製剤の使用に当たっての安全確保の徹底についての通知になります。
 なお、当該患者さんへの意図しない批判が起こることは本意でないことから、最大限の配慮として、5月23日に開催されたサリドマイド及びレナリドミドの安全管理に関する検討会では、当該患者の症例の詳細は委員限りとして配付し、検討いただいた旨を申し添えます。
 本事例は、今後、詳細な原因の分析の下でRevMate®運営委員会においてRevMate®の規定の改善の可能性も含めて再発防止策の検討を進めることとなっていることと承知しており、厚生労働省としても必要な検討を行うこととしています。
 それでは、資料1-1を御覧ください。TERMS®及びRevMate®の整合性とレナリドミド後発品のTERMS®による安全管理について説明いたします。
 これまでの経緯となります。「1.経緯」を御覧ください。現在、サリドマイド製剤の安全管理手順としてサリドマイド製剤安全管理手順(TERMS®)が、レナリドミド製剤及びポマリドミド製剤の安全管理手順としてレナリドミド・ポマリドミド適正管理手順(RevMate®)がそれぞれ運用されています。レナリドミド製剤の管理手順については、後発品についてもRevMate®に基づき安全管理を行うことを原則とし、サリドマイド及びレナリドミドの安全管理に関する検討会において令和3年12月に取りまとめられた「レナリドミド製剤の後発品における安全管理方策について」(令和3年度報告書)を踏まえ、本調査会での検討を経て、後発品における安全管理方策を盛り込んだRevMate®Ver.7.0が令和5年6月に施行されました。
 一方で、令和3年度報告書では、RevMate®は特定の企業が開発したものであり、ほかの管理手順を一律に排除した場合、企業間の公平な競争を損ねることも考えられることから、この取扱いによらず、レナリドミド製剤の後発品の安全管理を行うことを希望する企業が出てきた場合には、その必要性・妥当性も含めて十分に吟味を行った上で、具体的な管理手順、運用体制に基づき個別に適否を検討することとされています。
 その後、藤本製薬株式会社より、開発中のレナリドミド後発品が承認された場合には、同社が定めるTERMS®による安全管理を実施したいとの申出があり、検討会において計3回にわたり議論を行い、令和5年度報告書が取りまとめられました。
 「2.令和5年度報告書の概要」を御覧ください。令和5年度報告書では、藤本製薬株式会社より、TERMS®の規程についてRevMate®との整合性を図るとの説明があり、今後のTERMS®改定の方向性について確認を行いました。
 また、TERMS®は既に10年以上にわたりサリドマイド製剤の安全管理手順として運用されており、今回の提案は従来の管理手順を大きく変更するものではないこと、また、TERMS®及びRevMate®の整合については現時点で考えられる措置が講じられる予定となっています。
 これらを踏まえると、藤本製薬株式会社及び医療現場が複数の安全管理手順を同一の医薬品に運用するというこれまでに経験したことのない状況下で起こり得る混同による過誤の可能性を熟考し、引き続き過誤を回避するために必要な措置を適切に実施することを前提に、藤本製薬株式会社のレナリドミド後発品のTERMS®による管理について、患者や医療現場等への負担は許容されるものと取りまとめられています。
 その後、男性患者のパートナーが妊娠した事例の報告があったことから、サリドマイド及びレナリドミドの安全管理に関する検討会を開催して、令和5年度報告書の考え方に変更は生じないことを確認した上で報告書の補遺を取りまとめています。
 「3.対応」を御覧ください。今後の対応策についてですが、藤本製薬株式会社のレナリドミド製剤の後発品の安全管理については、令和5年度報告書に基づきTERMS®を用いて安全管理を実施する。TERMS®及びRevMate®の整合については現時点で考えられる措置が講じられる予定であるが、引き続き安全管理手順の実施状況等を踏まえ、必要に応じて規程を見直すなど、必要な措置を適切に実施するとしております。
 本日はこの方向性について御審議いただければと考えております。
 事務局からの御説明は以上となります。
○岡座長 ありがとうございました。
 それでは、本件につきまして御意見、御質問等はございますでしょうか。いかがでしょうか。
 柿崎委員、お願いいたします。
○柿崎委員 柿崎です。
 同じジェネリック医薬品の管理手順が製造販売業者によって違うということが医療現場に混乱を起こさないように周知等を徹底しないと問題だと思います。
○岡座長 ありがとうございます。
 その辺りは事務局のほうでいかがでしょうか。
○事務局 申し訳ございません、事務局のネットワークの不良によりましてお待たせしましたことをおわび申し上げます。
 それでは、先ほど柿崎先生からいただいた御指摘についてなのですけれども、御指摘いただいた点については医療現場での混乱が生じ得るのではないかという点だったかと思いますけれども、サリドマイド検討会においても同様の御指摘をいただいていたところと承知しておりまして、その点については製造販売業者にしっかりと伝えながら、できるだけ医療現場の混乱がないように努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○柿崎委員 分かりました。
○岡座長 そうしましたら、舟越委員、お願いいたします。
○舟越委員 舟越も柿崎委員と同じコメントです。安全管理上は実際に今、現場で対応していても、もしそういうことになったとしても問題ないと声を聞いていますけれども、資料1-4のように屋号によって用いるものが異なることは作業的に負担であるという声は非常に多くの医療機関から聞いています。
 あと、廃棄方法も企業によって可能だとか、責任薬剤師のみであるといった現場での医薬品の回収関係もそれぞれ異なっているということについて、極力どちらの形でも同じ形を取っていただきたいと思います。
 これは私の意見ですけれども、これだけ過去に薬害的なことがあったものが、最初の資料1-1ではないのですが、企業間での公平な競争を損ねる考えということを書かれている部分については競争原理を働かせる領域の薬ではないのではないかというところがありまして、できるだけ公的機関がこういったTERMS®やRevMate®を管理するなどしていただいて、企業等でのやり取りという形にならないように将来を期待したいと思います。
 以上です。
○岡座長 ありがとうございます。
 何かただいまの御意見に対して、事務局、ございますか。
○事務局 事務局でございます。
 今、舟越先生から御指摘いただいた点は、企業間の公平な競争を損ねることも考えられることからというのは令和3年度に取りまとめられましたサリドマイド検討会の報告書の記載を引用しているものでございまして、今回、改めて藤本製薬のレナリドミド後発品をどのように取り扱うかということを議論する際に、藤本製薬さんからサリドマイド検討会において説明があったところでございます。
 簡単に申し上げますと、自社において責任を持って製造販売をしていく、安全管理をしていく必要があると考えていると。その観点から、藤本製薬自身で扱っているTERMS®において管理をしていきたいということが説明されたところでございます。そういったことも踏まえながらこの検討会で検討されたわけでございますけれども、先生に御指摘いただいたとおり、まだまだ2つの安全管理手順、TERMS®及びRevMate®の間で細かな運用等で差がある部分というのはあるのかなと思っております。
 現時点では、考えられる措置として幾つかの事項について整合性を図るということで検討会の報告書が取りまとめられているところでございますけれども、今後、引き続きそうした課題についても把握していきながら、必要な改善を図っていくべきものと考えております。
 以上です。
○舟越委員 よろしくお願いいたします。
 以上です。
○岡座長 ありがとうございます。
 続いて、石井委員、お願いします。
○石井委員 ありがとうございます。
 私も柿崎委員、舟越委員と全く同じ点を危惧しております。今、厚生労働省のほうでしっかりと対応してくれるとおっしゃいましたけれども、より強く企業のほうに、この間に入るMRさんなどはまだ個人差があります。対応がばらばらしていますので、その辺りの企業内の教育も周知徹底していただけますようお願い申し上げます。
 以上です。
○岡座長 ありがとうございます。
 何かただいまの御意見に対して、事務局、ございますか。
○事務局 石井先生、ありがとうございます。事務局でございます。
 今、御指摘いただいた点も含めて製薬企業と連携して対応してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○岡座長 ありがとうございます。
 そのほかはいかがでしょうか。よろしいですか。
 そうしましたら、本件につきましては議決に移りたいと思いますけれども、基本的にただいまいただいた御意見というのはこうした同じ薬に対して複数の管理システムがあるということに対する現場の負担や混乱といったことを懸念する御意見だったかと思いますけれども、基本的に事務局案のように幾つかの注意点をつけた上で藤本製薬株式会社が開発中のレナリドミド製剤の後発品が承認された場合には、TERMS®を用いて安全管理を行い、安全管理手順の実施状況を踏まえて必要に応じて適切な措置を実施する。その際に医療機関での混乱や負担がないように、また、企業での教育なども徹底するなどの十分な注意をした上で行っていただくという形で進めさせていただいてよろしいでしょうか。
(首肯する委員あり)
○岡座長 ありがとうございます。
 皆さん首肯していただいているということで、事務局案で進めていただいて、いただいた御意見を注意していただくということにしたいと思います。よろしいでしょうか。
 それでは、本議題に関する今後の進め方について、事務局から御説明をお願いします。
○事務局 御議論いただきありがとうございました。
 藤本製薬株式会社が開発中のレナリドミド後発品が承認された場合には、報告書、報告書補遺に基づき、TERMS®を用いて安全管理を実施することとさせていただきます。
 事務局からは以上です。
○岡座長 それでは、本議題は終了したいと思います。
 続きまして、議題2「ニトロソアミン類の体系的リスク評価手法に基づくリスクコミュニケーションガイダンスを踏まえた今後の対応について」に進みたいと思います。
 それでは、この御報告について事務局から御説明をお願いいたします。
○事務局 議題2について説明させていただきます。
 資料2-1を御覧ください。1ポツの背景にお示ししましたとおり、これまではニトロソアミン類の混入リスクについて、医薬品ごとに医薬品等安全対策部会、安全対策調査会で健康影響評価を行い、医療現場へのリスクコミュニケーションに資する情報の整理を行った上で、製造販売業者に対して医療現場への情報提供を依頼してきました。このため、医療現場に対して回収時の案内と健康影響評価の情報提供が2段階に分かれてしまうといった実態も存在しております。
 2ポツにお示ししましたとおり、ニトロソアミン類についてはICHM7ガイドラインの考え方を参考に、既知のニトロソアミン類ではその化合物自身の毒性データに基づき限度値を設定しています。
 一方、毒性データが十分にない新規のニトロソアミン類では、構造が類似する化合物の毒性データに基づき限度値を設定しておりましたが、化合物特性から発がんリスクの高さを区分し、迅速かつ簡便なリスク評価を可能とするCPCAが国際的に導入されたところです。CPCA導入により、多くのニトロソアミン類について体系的なリスク評価が可能となったことから、厚生労働科学特別研究「ニトロソアミン類の体系的リスク評価手法に基づくリスクコミュニケーションガイダンスの策定のための研究」を実施しておりまして、CPCAに基づく発がん性リスク評価などの毒性学的観点から情報提供すべき項目を検討し、情報提供すべき項目の類型化と関係機関との連携方法等が整理されたガイダンス案が取りまとめられております。今般、資料2-2に示しますようにガイダンスの周知通知を発出したところでございます。
 以上を踏まえ、3ポツの今後の方針案を説明させていただきます。これまでは医薬品ごとに安全対策調査会で健康影響評価を行った後に医療現場へその結果を情報提供しておりましたが、先ほど説明しましたとおり、評価や対応方法が整理されたことを踏まえ、より迅速に医療現場への情報提供を行う観点から、原則として安全対策調査会における議論を経ずに製造販売業者から医療現場への情報提供をすることとしてはどうかと考えております。
 一方で、ガイダンスのスコープ外である新規のニトロソアミン類の限度値をCPCAではなく従前の構造が類似する化合物の毒性データに基づき設定し、回収や情報提供等の安全管理措置を行う場合、また、医薬品の投与期間が限定されること等の事情により、LTLアプローチを適用して管理値を設定し、安全管理措置を行う場合、安全管理措置の内容について特に慎重な検討が必要な場合については、引き続き安全対策調査会での健康影響評価を経て医療現場へ提供する情報の整理を行うことを考えております。
 本議題の説明は以上となります。
○岡座長 ありがとうございます。
 ただいま御説明いただきました内容について御意見、御質問等はございますでしょうか。
 舟越委員、お願いいたします。
○舟越委員 こちらは希望だけになるのですが、内容については特に異議、意見はございません。
 ただ、先ほど事務局からありましたように、企業から医療機関というところまでの部分は結構なのですけれども、今度は医療職から患者、家族、または直接看護に当たっている方々に対して適切に伝えられるように、企業として我々説明する医療スタッフによって差があってはいけない箇所だけでも結構なのですが、情報提供支援ツールや資材の開発・作成を検討いただきたいなと思っています。
 もちろん伝える方々で伝え方がそれぞれあって当然のことなのですけれども、ぶれてはいけない箇所はあると思いますので、その点が企業から医療機関の部分だけが標準化されても、そこからまた患者さんに対しての理解度によっても変わってくるのではないかなと思いますので、どうぞ検討をお願いいたします。
 以上です。
○岡座長 ありがとうございます。
 何か事務局のほうでございますか。
○事務局 ありがとうございます。事務局でございます。
 今、舟越先生から御指摘いただいた、患者さんへの情報提供をどうするかという点ですけれども、舟越先生も十分御理解いただいているとおりかと思いますが、患者さんごとに医療従事者から患者さんに対する対応というのがかなり異なってくることも想定されるかと思っておりまして、現時点のガイダンスとしては、製薬企業が患者さん向けの案内文書についても必ず作りましょうというところまでは至っていないところでございます。
 ただ、これからいろいろな経験を積んでいく中で、患者さん向けにもやはり作っていったほうがいいといったことが出てまいりましたら、それは個別にまた検討してまいりたいと考えております。
 よろしくお願いいたします。
○舟越委員 ありがとうございます。
 最終的な情報を受ける方々は我々ではなくて国民や患者さんになりますので、メディアなどで先行して聞くというよりは、我々が適切な情報を伝えられるようにはしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
○岡座長 ありがとうございます。
 そのほかはよろしいでしょうか。
 そうしましたら、本議題については御確認いただいたということにさせていただきます。どうもありがとうございました。
 予定していた議題は以上ですけれども、事務局から何かございますか。
○事務局 特にございません。
 次回の開催については改めて御連絡いたします。
 事務局からは以上です。
○岡座長 それでは、本日の調査会を閉会させていただきます。どうもありがとうございました。

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