国交省・新着情報

ジェンダーと交通に関するセミナーの開催結果について

令和6年7月29日

 国土交通省は、7月25日、交通分野の取組にジェンダーの視点を取り入れる「ジェンダー主流化」の推進について、国際的な議論を国内に紹介するため、「ジェンダーと交通」セミナーを開催しました。
 今回のセミナーでは、国際交通フォーラム(ITF)から、国際的な議論や取組を紹介いただくとともに、日本の交通企業の経営幹部から、女性の移動ニーズを取り入れた交通サービスの提供や、交通分野で働く従業員や管理職への女性参画の促進について、各社の取組を共有いただき、今後の課題と展望について議論いただきました。

○開催日時 令和6年7月25日(木)13時30分~16時15分
 
○場所   三田共用会議所 講堂(東京都港区三田2―1―8)
 
〇登壇者  
 ・開会挨拶 斉藤 鉄夫  国土交通大臣
 ・来賓挨拶 キム・ヨンテ ITF事務局長
 ・基調講演 笠原 由加里 ITF上級政策分析官
 ・プレゼンテーション 
   鳥取 三津子 日本航空株式会社 代表取締役社長
   村瀨 茂高  WILLER株式会社 代表取締役
   伊藤 敦子  東日本旅客鉄道株式会社 常務取締役
 ・パネルディスカッション
  (パネリスト)
   鳥取 三津子 日本航空株式会社 代表取締役社長
   村瀨 茂高  WILLER株式会社 代表取締役
   伊藤 敦子  東日本旅客鉄道株式会社 常務取締役
   秋池 玲子  ボストン コンサルティング グループ 日本共同代表
  (モデレーター)
   田中 由紀  国土交通省 国際統括官
 ・講演   瀬井 威公  国土交通省総合政策局バリアフリー政策課長
 ・講演   マリオン・ラガディク ITFプロジェクト・マネージャー
 ・閉会挨拶 内山 正人  国土交通政策研究所 副所長
 
〇結果概要
 開会挨拶では、斉藤大臣から、男女で異なるニーズを理解し、政策やサービス提供を行っていく「ジェンダー主流化」について、重要テーマであり、官民連携して進めるべき課題との発言がありました。
 また、来賓挨拶では、ITFのキム事務局長から、交通部門にも女性を取り込み、ジェンダーの視点を主流にした、インクルーシブな政策が必要との発言がありました。
 基調講演では、ITFの笠原上級政策分析官から、「ジェンダー主流化」に関する海外での議論や取組についてご紹介いただきました。
 また、日本の交通企業の経営幹部から、ジェンダーについての各社の考え方や女性が利用しやすい商品やサービスの開発・提供事例、女性が働きやすい職場作りの取組事例等についてご発表いただき、続くパネルディスカッションでは、女性のニーズを取り入れるために何をすべきか、国際的な議論から何を学べるかといったこと等について活発な意見交換が行われました。
 
 ※登壇者による講演資料及びプレゼンテーション資料は別紙のとおりです。
 ※セミナーの様子は「YouTube」国土交通省MLIT channelにて後日配信予定です。詳細は下記URLにてお知らせいたします。
  https://www.mlit.go.jp/kokusai/kokusai_tk1_000023.html

      
(登壇者の集合写真)

   
  (斉藤大臣による開会挨拶)         (ITFキム事務局長による来賓挨拶)

  
(パネルディスカッションの様子)

  
(斉藤大臣とITFキム事務局長の会談)   (ITFキム事務局長と水嶋国土交通審議官、
                     寺田国土交通審議官の会談)

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際政策課 鬼谷、馬路
TEL:(03)5253-8111
(内線25755、25907) 直通 03-5253-8312

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