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報道関係者各位

7月25日(木)及び26日(金)、ブラジル(フォルタレーザ)で開催されたG20労働雇用大臣会合に、宮﨑厚生労働副大臣が出席しました。

今回の会合においては、下記について活発な議論が行われ、労働雇用大臣宣言が採択されました。
(1)社会的包摂を確保し、貧困を撲滅するための質の高い雇用の創出及びディーセント・ワークの促進
(2)気候変動、デジタルやエネルギーの変革と仕事の世界における公正な移行に関する課題
(3)労働の世界におけるジェンダーの平等と平等及び多様性の促進
(4)すべての人の生活の質を向上させる手段としてのテクノロジーの使用

宮﨑副大臣からは、各議題に対する我が国の状況や取組を各国大臣等と共有するとともに、働く人がやりがいを持って十分に能力を発揮することにより経済を活性化し、所得も向上する好循環を生むことが重要であり、そのような議論をG20各国とともに深めていくことを呼びかける旨の発言を行いました。
また、この機を捉え、宮﨑副大臣は現地にて、ブラジル労働・雇用大臣、米国労働長官代行、カナダ雇用・労働開発・公用語大臣、インド中小零細企業・労働雇用担当閣外大臣、OECD事務次長等と会談を行い、各相手方と共有する政策上の課題等について対話を深めるともに、引き続き協力関係を求めつつ現下の取組について広く発信しました。

今回採択された大臣宣言は、G20サミット(令和6年11月18日(月)~19日(火)にブラジル(リオデジャネイロ)にて開催予定)に提出される予定です。
関係閣僚会合を含むG20サミット全般に関する詳細は、以下のG20ブラジルの公式ホームページをご覧ください。
https://www.g20.org/en/

G20労働雇用大臣宣言(英文)[529KB]

令和6年7月30日(火)
照会先
大臣官房国際課

国際労働・協力室長
先﨑 誠

国際労働・協力室 室長補佐
木原 大樹

(代表電話)03-5253-1111
(内線7311、7308)
(直通電話)03-3595-2402

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