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プレスリリース

デジタル水産業戦略拠点の選定結果(令和6年度分)について

令和6年7月30日
水産庁

水産庁は、昨年度から、地域が一体となって水産業のデジタル化を効率的・効果的に推進するモデルとなる「デジタル水産業戦略拠点」を創出し、その横展開に取り組むこととしております。
今般、デジタル水産業戦略拠点を目指す地域の事業構想の公募・審査を行い、モデルとなる2地域を選定しましたので、お知らせします。

1.概要

「デジタル水産業戦略拠点整備推進事業」は、これまで、資源管理、生産、加工・流通、消費の各段階で個々に実施されていたデジタル化の取組を面的に地域一体で取り組む「デジタル水産業戦略拠点」を創出し、その横展開を図っていくものです。
今般、令和6年度の事業実施主体である、一般財団法人漁港漁場漁村総合研究所で、デジタル水産業戦略拠点を目指す地域の事業構想を選定要件等に基づいて公募・審査の上、モデルとなる2地域を選定し、水産庁において承認いたしました。

2.選定結果

選定したデジタル水産業戦略拠点及び概要は、以下のとおりです。

(ア)静岡県焼津地域(提案者:焼津市水産振興会)
入船・販売情報~入札・競り~水揚・選別・計量・荷渡(にわたし)~船主・問屋への情報公開のデジタル化を通じて、市場業務の効率化や省力化、市場取引の見える化・迅速化を行うことにより、漁獲物の安定的な水揚げ確保に向けた取組を推進し、地域産業の振興を図る。

(イ)鹿児島地域(提案者:鹿児島県デジタル水産業推進コンソーシアム)
漁船漁業・内水面(稚うなぎ)及び養殖の生産、市場、流通、販売等の各種業務のデジタル化を推進し、情報を相互に共有することにより、生産性の向上、省人化・省力化、コスト削減、うなぎトレーサビリティの明確化、安心安全な水産物の安定供給を図る。


お問合せ先

漁政部企画課

担当者:笠原、細川
代表:03-3502-8111(内線6573)
ダイヤルイン:03-3592-0731


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