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プレスリリース

「農業技術の基本指針」(令和6年7月)の公表について

令和6年7月31日
農林水産省

農林水産省は、農政の重要課題に即した技術的な対応や、今後、農業の発展に資すると期待される新技術について、「農業技術の基本指針」(令和6年7月)として取りまとめましたので、公表いたします。

1.概要

農林水産省では、都道府県をはじめとする関係機関における農業技術関連施策の企画、立案、実施等に当たっての参考となるよう、食料安全保障、環境対策、生産性向上等の農政の重要課題に即した技術的な対応や、営農類型別の留意事項、農業の発展に資すると期待される新技術を取りまとめ、毎年、「農業技術の基本指針」として公表しています。本年も、情勢変化を踏まえ改定を行いましたので、「農業技術の基本指針」(令和6年7月)として公表いたします。

2.主な改定内容

  • 「食料・農業・農村基本法」の改正に伴い章立てを見直し。
  • みどりの食料システム戦略に貢献する技術のASEAN地域での活用を目指す「日ASEANみどり協力プラン」(令和5年10月)について記載。
  • 全ての補助事業等に対して、最低限行うべき環境負荷低減の取組の実践を要件化する「クロスコンプライアンス」について記載。
  • 「国内肥料資源の利用拡大」に向けた全国推進協議会の取組について追記。
  • みどりの食料システム戦略に貢献する温室効果ガス排出削減対策として、新たにJ-クレジットの方法論に追加された「肉用牛へのバイパスアミノ酸の給餌」(令和5年10月)について記載。
  • スマート農業を振興する新たな法的枠組み(スマート農業技術活用促進法)について記載。
  • 火傷病、スクミリンゴガイ、サツマイモ基腐病、イネカメムシ等の「重要病害虫対策」について最新情報を記載。

3.参考

「農業技術の基本指針」(令和6年7月)は、農林水産省ウェブサイトhttps://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/g_kihon_sisin/r6sisin.html からご覧いただけます。

お問合せ先

大臣官房政策課技術政策室

担当者:小花和、髙橋
代表:03-3502-8111(内線3130)
ダイヤルイン:03-3502-3162


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