閣議の概要／原子力関係閣僚会議について

　まず、閣議の概要について申し上げます。一般案件３件、政令、人事が決定されました。大臣発言として、厚生労働大臣から「『令和６年版労働経済の分析』について」、総務大臣から「家計調査結果について」、岸田内閣総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理について」、それぞれ御発言がありました。

　もう一件、本日、柏崎刈羽（かしわざき　かりわ）原子力発電所につきまして、地元からの御要望に対して、政府が一体となって対応するべく、原子力関係閣僚会議が開催をされました。会議では、再稼働の重要性や避難対策を中心とする具体的対応の方針について確認をいたしました。総理からは、県民の方々に対する十分かつ丁寧な説明、情報発信を強化すること、原子力防災体制の充実・強化に向けて、速やかに対応を進めること、東京電力の信頼回復に向け、自律的な安全向上の改善を継続する体制を強化するよう指導・監督などを行うこと、地元の不安の声や地域振興も含めた御要望等を踏まえて、関係閣僚で緊密に連携し、政府を挙げて、更なる具体的な対応を行うこと、との御指示がありました。今後、新たに出席した閣僚も含めて、関係閣僚で緊密に連携し、政府を挙げて取り組んでまいります。私（官房長官）からは以上です。