環境省・新着情報

2024年09月10日

ぐぐるプロジェクトキックオフミーティングの動画の公開について~福島の今を知って、情報のアップデートへつなげるための新しい取組を開始~

  1. 環境省は、令和6年8月19日(月)に「ぐぐるプロジェクトキックオフミーティング」を開催しました。本イベントでは、今年度の活動方針や今年度の新たな取組である「ぐぐるプロジェクトふくしまメッセンジャーズ(※)」の発表を行いました。また、メッセンジャーズのサポーターとして、福島県出身の俳優・タレントの箭内夢菜さんに登壇いただき、サポーター任命式や意見交換を行いました。
  2. ※ ぐぐるプロジェクトふくしまメッセンジャーズとは、福島県内に在住・在勤の若者有志から福島の情報を発信していただくためのグループ活動の名称です。

  3. 当日のイベント内容を動画にまとめ、本日、ぐぐるプロジェクト公式YouTube( https://www.youtube.com/@guguru_project)に掲載しました。
  4. また、ふくしまメッセンジャーズの応募要項の詳細、ラジエーションカレッジ(※)の公募課題に関する応募要項の詳細と、令和5年度のぐぐるプロジェクトの効果測定についての調査結果も公式WEBサイト( https://www.env.go.jp/chemi/rhm/portal/communicate/)に掲載しました。
  5. ※ ラジエーションカレッジとは、放射線の健康影響にかかる情報を読み解く力と風評に惑わされない判断力を身につけるための「学びの場」と学んだことを表現するための「発信の場」の総称で、発信の場では公募コンテストを開催しています。

■ぐぐるプロジェクトキックオフミーティングの概要

(1)令和6年度の活動方針発表

国定政務官の画像

 国定環境大臣政務官より、今年度の活動方針である「福島の今を知って、情報のアップデートへつなげる」について発表したほか、今年度から新たに取り組む「ぐぐるプロジェクトふくしまメッセンジャーズ」や初年度から取り組んでいる「ラジエーションカレッジ」の募集についての概要も発表しました。

(2)大竹文雄特任教授による講演と登壇者との意見交換

 大阪大学 大竹文雄特任教授の講演では、これまでに行ってきたアンケート調査を振り返りながら、事故後の放射線の健康影響については、福島に関係する方からの情報のほうが、より伝わりやすいことが分かったという報告があり、ふくしまメッセンジャーズにおいて、福島県民からの情報発信が行われることへの期待が述べられました。

(3)環境省の今後の事業展開

 ぐぐるプロジェクトでは、原発事故後の放射線の健康影響について、遺伝性影響の可能性が低いと考える人の割合を2025年度までに80%にする目標を掲げて取組を進めています。そのために、これまで大竹文雄特任教授をはじめとする様々な有識者にご助言いただいた行動経済学の視点を踏まえ、柔軟に取組を変化させてきました。その結果、令和5年度に行ったアンケート調査では、これまでで最も多くの方に放射線健康影響のリスクについてご理解いただく結果となりました。しかしながらここで歩みを止めるのではなく、新たな取り組みを重ねることで、正しい情報を持つ人をさらに増やしてまいります。

関連ページ

【ぐぐるプロジェクト公式YouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/@guguru_project新しいウィンドウで開きます
【ぐぐるプロジェクト公式WEBサイト】
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/portal/communicate/新しいウィンドウで開きます
【公募課題ページ】
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/portal/communicate/college/r6.html新しいウィンドウで開きます

連絡先

環境省 大臣官房環境保健部 放射線健康管理担当参事官室
代表
03-3581-3351
参事官
海老名 英治
担当
岩本 美鶴

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