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 令和6年9月13日、岸田総理は、総理大臣官邸で令和6年防災功労者内閣総理大臣表彰式に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「受賞者の皆様、本日は、誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
 皆様は、我が国で発生した各種の災害に際し、住民の安全確保や人命救助、被害の軽減などに御尽力され、また、防災思想の普及や防災体制の整備に力を尽くされました。これまでの皆様の御貢献、御労苦に対し、心から敬意を表し申し上げますとともに、深く感謝申し上げます。
 我が国は、その自然的条件から地震、台風、豪雨などによる災害が発生しやすい環境にあります。この一年間にも、令和6年能登半島地震、梅雨前線や台風による豪雨などにより、多数のかけがえのない命が失われています。これらの災害に対し、政府としては、その発生直後から総力を挙げて災害応急対応を実施してまいりました。また、被災された方々が一日も早く日常の生活に戻れるよう、復旧・復興に向けた取組に全力を挙げております。
 このほか、現在、能登半島地震で得られた教訓なども踏まえつつ、災害対応の司令塔機能強化や被災者の支援体制の強化、新技術の活用等に改めて取り組んでいるところです。これまでの防災・減災、国土強靭化の取組は着実に成果を上げているとの声もいただいておりますが、引き続き、政府として、災害対応に万全を期してまいります。
 他方で、災害への対応は、防災に関わる様々な立場の方の知恵や力を結集して、初めて奏功するものでもあり、官民の連携、これは必要不可欠です。皆様におかれましては、引き続き、それぞれの分野において、ますます御活躍され、災害に強い国づくりに御尽力いただきますよう、心からお願い申し上げます。
 終わりに、皆様方の献身的な御貢献に、改めて感謝を申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございました。」

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