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土屋復興大臣記者会見録[令和6年9月13日]

令和6年9月13日(金)11:40~11:51 於)復興庁 記者会見室

1.発言要旨

 9月14日に福島県を訪問し、広野町で開催される「ふたばワールド2024」に参加いたします。

 以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)東日本大震災と原発事故から13年6か月たちまして、帰還困難区域がまだ残っていたりですとか、あとデブリの取り出し着手がいよいよ始まったりですとか、中間貯蔵施設の除去土壌の県外最終処分とか、福島をめぐる課題がまだ山積している状況だと思うんですけれども、9人総裁候補が出られましたけれども、この震災と原発事故からの復興について語られている方は昨日の所信を聞いている段階ではまだなかったかなと思うんですけれども、その辺り復興大臣としてどのように受け止められているのかと、総裁選の論戦の中で、この震災、原発事故対応についてどういう政策を語られるべきかという部分の2点について、土屋大臣の見解を伺えればと思います。
(答)昨日の、全て鮮明にはっきり覚えているわけではないんですが、私自身、前回のこの場でも、復興についてしっかりと継続して考えていくべき人を総裁として選ぶという考えを持っておりました。それで、今回もその視点から聞いておりましたが、はっきりおっしゃらなくても、災害とか、そういう復興とかのことを何人か、本当に2人ぐらいでしたかね、言ったんじゃないかと思います。そういう中では、それも自分の選択肢の一つではあるということでして、これは全ての国会議員が東日本大震災の復興については正にテーマとして持っているべきものであり、そして特に福島に関しまして、今からデブリ、やっとスタートが切れたところなんで、これについてはこれから総理になる方は、長い間かかるこの処理については一番の責任者になると思いますので、大事な政策の一つであると考えております。
 そういう点も加味して、これからまたいろんなところで発表会があると思うので、特に地域を回ると思うんですね、これから。そこで何か出てくるかなと思って注視していきたいと考えております。
(問)先日、IAEAが除去土壌の再生利用・最終処分など国の施策について安全基準に合致しているという最終報告書をまとめましたが、これでIAEAのお墨つきを得る形として、また作業が進んでいくと思われますけれども、この点について御所感をお願いします。
(答)IAEA専門家会合においては、環境省からの要請を受けて、今後の除去土壌の再生利用と最終処分等に係る環境省の取組に対して、技術的・社会的な観点から国際的な評価、助言等が行われたものと承知しております。私たちはこれを待っていたということだと思います。
 その中で、今後、環境省が再生利用及び最終処分に関するこれまでの取組、安全基準と合致しているということが評価されたことによって基準をしっかりとつくっていくことが大事だと思います。これからこの成果を受けまして、除去土壌の再生利用・最終処分を適切に実施できるよう、今年度内に再生利用・最終処分の基準が取りまとめられる予定だと聞いております。それを我々は期待しているところであります。
 この再生利用・最終処分の必要性、それから安全性等に関する情報発信は非常に大事なことでありますので、この基準ができましたら、我々も国民の理解、信頼の醸成につなげていくことを活動として行っていく、これが重要なことだと考えております。

(復興関連事項を掲載)
(以 上)

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