経産省・新着情報

2024年9月24日

同時発表:外務省

9月24日(日本時間)、インド太平洋経済枠組み(IPEF)閣僚級会合(オンライン)が開催され、日本からは吉田経済産業大臣政務官が出席しました。本会合において参加国は、6月に署名式を行った「クリーン経済協定」及び「IPEF協定」が10月11日に、「公正な経済協定」が10月12日に発効に至ることを歓迎するとともに、引き続きIPEFの下で具体的な協力や取組を進めていくことを確認しました。

1.サプライチェーン協定

我が国からは、今年2月に発効したサプライチェーン協定について、供給途絶時の「危機対応ネットワーク」副議長として有事の対応を万全にしていくことを表明するとともに、平時の対応について、重要鉱物や半導体等の重要物品のアクションプランチームが設置されたことを受け、今後もサプライチェーン強靱化に向けた協力を進めていくこと等を発言しました。

2.クリーン経済協定

クリーン経済協定について、日本が主導する「域内水素サプライチェーンイニシアティブ」に関して、産業界が立ち上げた水素ファンドが4億ドルの資金調達を完了したことを歓迎するとともに、「IPEFウィンドウ」を活用し、IPEF地域の投資を促進していくことに加え、日本及び韓国が主導する「クリーン電力イニシアティブ」において、民間部門のクリーン電力調達を後押しするためのセミナーを、年内を目処に共催すること等を発言しました。
我が国としては、これら2つのイニシアティブに加え、SAF(持続可能な航空燃料)、小型モジュール炉、排出量算出方法等の各国が主導するイニシアティブについても、引き続き協力していく考えです。

関連リンク

担当

通商政策局 経済連携課長 内野
担当者:簑島、山岸、軽部、小林
電話:03-3501-1511(内線2981)
メール:bzl-s-tsusei-keizairenkei★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

発信元サイトへ